誰の不安?〜理不尽な不安からの解放❷
私が握り締めていた不安のほとんどは、母親の不安を真似ているだけで、
私から生まれたものではない!
そう気づいたとき、
私はこの不安を真に手放せると思いました。
大人になった今でもちょっぴり怖いのですが、
ウーパはエスカレーターが怖くて、
それこそスムーズに乗ることができませんでした。
昔から母はエスカレーターに乗る時に、過剰に私を怖がらせた記憶があります。
エレベーターに対してもそうでした。
なんでもかんでも、
母と一緒に出かけたところは、たくさんの危険が満ちていました。
子供の頃から、
過度に危険を教わって生きると、
その洗脳は脳だけじゃなく、体の細胞全体にしみわたるようになり、
ウーパは人よりびくびくして、
世の中を渡って生きてきたのです。
こわいよ、こわいよ!
が私の口癖でした。
怖いから行きたくない。
怖いからやりたくありませんが私の口癖でした。
続く